023 突然、4回目のデートをすることになった
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diary
1月16日
年末、そして正月。
オレはミサコに一度も連絡を取らなかった。
なんだか、このまま終わってもいい気分になっていたのだ。
でも、年末からまた始まった残業攻撃、
正月の家族サービス、
そして、1月の締めが終わって一段落してみると、
なんだか、すごくつまらなくなってきた。
今、オレにはミサコ以外のメインがいないのだ。
ほんとうは、何人かストックがあるのだが、
みんなすぐ逢えるような状態じゃない。
それで、1月の16日にメールを出してみた。
【シュン→ミサコ】
こんにちは、元気ですか。
あけましておめでとう。
今年がミサコにとって良い年になりますように。
年始からばたばたっと始まった今月もようやく一段落。
今、ほっと一息ついているところです。
あいかわらず忙しいですか。
ミサコに逢いたいな。
シュン
ミサコからはすぐ返事が来た。
22日から24日までまた研修会があり、
その準備で正月明けから残業が続いていること、
今日なら一段落しているので逢えるけど、
明日からまた忙しくなってしまうので、
今日を逃すと24日すぎまで逢えそうもない、という。
唐突だったが、その日の夜に逢うことになった。
8時、有楽町。駅のそばのバーに入った。
8時半から10時半まで、
ごくごく健全な時間に飲んだ。
ミサコは、マシンガンのように色々なことをしゃべりまくった。
財布をスラれたこと。
去年の年末から今日まで
深夜にメールがあると
オレからのメールかと思ってすごく喜んだこと。
でも違うと
「何でメールくれないんだよう」
とぐれていたこと。
そして、出会ったPC-MAXを復活させて、
何人かとメールのやりとりをしたこと。
そのメールのやりとりが全然つまらなかったこと、
などなど。
何しろ、ミサコはオレからの連絡を心待ちにしていた。
実際、後でわかったことだが、
ミサコは翌日、金曜の夜もかなり遅くまで残業し、
土日も出勤していたようだから、
この日、一段落してるから今日なら逢える、
と言ったのはウソだろう。
途中、妙なことを言われた。
5月の末に某外タレバンドのコンサートがある、
明日がチケットの予約受付開始なので、
ぜひ、一緒に行って欲しい、というのだ。
5月だぞ、5月。
オレたち、ホントにそんな先まで続いているのか?
でも、そのことの意味は、そうではないのだ。
きっと、5月までは最低、続かせる、
という意志の表れのようだ。
オレたちは手をつないで、東京駅まで歩いた。
東京国際フォーラムの中を少し散歩して、
エレベーターの中でキスしようとしたら、
やんわりと避けられた。
正確に言うと、
避けられたのではないのかも知れない。
驚いたのだろう。
でも、なんだかそれが気に入らなかった。
ミサコのキャラクター的に、
これ以上逢って、デートを重ねても、
発展しないような気がした。
やっぱりもう止めようと思った。
それで、家に帰ってきてから、こんなメールを書いた。
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